Long-Term Monitoring and Analysis of Age-Related Changes on Autonomic Nervous Function
WINフロンティア株式会社/順天堂大学医学部/神戸大学:Health医学論文誌
心拍センサを利用して約5年かけて測定した、のべ600人にも及ぶ日本人の24時間の自律神経データに関する研究結果が、国際医学論文誌Health(査読付き)に採択されました。
本研究では、緊張やストレスがかかるときに働く交感神経は40代をピークに減少する傾向がみられました。これは、50代以上では、悩みやストレスの原因が変化・減少することが一因である可能性があることが考えられます。
また、50代以上では自律神経活動の日内変動が減少し、自律神経系の反応性低下がみられました。更に、50代以上では、睡眠時と覚醒時の自律神経活動の差異が減少し、睡眠の質が低下している可能性が示唆されました。